日曜日はヒエタラハティ |
と、AOKさんから言われました。
ヒエタラハティ。何だか、呪文の言葉のようです。
フィンランド語は、馴染みが無いせいもありますが、綴りを見ても、pppやkkkが、やたらいっぱい単語の中に並んでいて、全く覚えられません。
ヒエタラハティ、というのは、地区の名前で、その地区には「ヒエタラハティ・マーケットホール」というモノがあって、ハカニエミに負けないくらいに、ヴィンテージ物のお店が並んでいたりするのだそうです。
ブラボーは、ホールの中は殆ど見ていないので「だそうです」としか申せませんが。
で。ブラボー達が行ったのは、そのマーケットホールの外の広場です。
要はフリマ。
でも、春から夏にかけて、連日行われているみたいですよ。
ヴィンテージ品から、リサイクル品まで、広場いっぱいにお店が並んでいます。
ブラボー達は、日曜日に行ったので、果たして、平日の様子はどんなのか知るよしもありませんが。
地元の人達のお目当ては、主に洋服のようです。
物価の高いフィンランドですからね。
若い女の子達は、やっぱりこういうところでオシャレを探すんですよね。
「最終日だし、もう何も買わない」って思っていたのですが、ダメでした。
最初の写真のオジサンのお店。
とても素敵なアラビア食器が、次から次へと出て来るんです。
荷出しをしている間、ずっと横に居て「これはアラビアの何年もの」なんていう説明を聞いてました。
「コレは幾ら、コレは幾ら。でも、2個以上買ったら、安くするよ」って。
自分で言ったんですよ。自分でっ!!
なのに、ブラボーが2点選んだら、普通にその2つの合計を請求された。
嘘つきジジイ。ブラボーは、嘘つきが大嫌いじゃ!
AOKさんと合流して、ひと休み。
このドーナツが、全然期待していなかったのに、意外に、とても!美味しかったのでした〜!
その後もお買い物を続けましたが、ブラボーはもう、「値切り」に関しては、心がくじけてしまって、AOKさんに値段交渉をして頂くという、ていたらく。
その後、ヒエタラハティを後にして、カモメ飛び交う、港のマーケットに向かいました。
ブラボーが最初に行った時とは打って変わって、日曜日の港はスゴイ人。
サーモンスープのお店が開いてないかなあ、と行ってみましたが、日曜日はお休み。
そんなわけで、ベトナム系のお店で、生春巻きを頂いて、お昼ご飯と致しました。
遂に、旅のお楽しみも終わりとなりました。
あとは、アパートを片付けて、ヘルシンキ空港に向かいます。
ちなみに、ヒエタラハティでブラボーが購入した面々。
これらは全て、毎日楽しく使っています。
とはいえ、黄色のカップ&ソーサーは、自宅の玄関を入った瞬間に、バッグごと落としてしまい、実は割れてしまったのをボンドでくっつけているのです。
やはりジジイとは縁が無かった、ちゅうことじゃな。
と、小さくつぶやいたのでした。