2016年 10月 18日
旅の終わり |

アパートから中央駅まで「歩けない距離ではない」と書きました。
直線距離にしたら800メートルくらい。
岡山駅から柳川、いや、城下辺りまでの感覚でしょうか。
岡山駅から城下まででしたら、ただ平坦な道をまっすぐ進むだけですので、大丈夫かな?って思います。
しかし、ブラボー達のアパートは、坂の上。
一番最寄りのトラムを降りてからが、結構な上り坂なのです。
しかも、趣深い「石畳」。
ゴロゴロと重たくなったスーツケースを転がして歩くのは困難である、と容易に想像がつきます。
ところが。
ブラボー達の携帯電話は、こちらでは使えなかったのです。
ほら、最初のラトビア民芸市の帰り、お願いしていたタクシーが現れなかった時。
「日本経由の国際電話になって、高額請求が来てもイイや!」という覚悟で、タクシードライバーに電話をしてみたのです。
しかし、英語のアナウンスが流れるだけで、電話を掛けることは出来なかった。
日本とのメールのやり取りなどはできました。しかし、現地で「電話」として使う事はできなかったのです。
ですから、我々は、アパートの前からタクシーを呼ぶという事はできないのです。
何たって、フロントもコンシェルジュも居ないのですからねえ〜。
そこで、ブラボーに素晴らしいアイディアが閃きました!
まず、駅に行って、そこからタクシーに乗ってアパートまで送って貰う。
そして、そのまま待っていて頂いて、荷物を取ってから、再び駅まで送って貰う、という算段です。
AOKさんにも「よく考えた!」と、褒めて頂きました。エヘン!
かくして、荷物に苦しむことなく、無事に中央駅に到着。
空港までのフィンエアーバスは、中央駅の横にあるバスターミナルから出ているのです。
こちらも荷物はバスの横から積んで頂けて、チケットは運転手さんから購入します。片道6.2ユーロです。

空港までの道のりも、何だかのんびりとした風景です。
空港に到着したら、何とフィンエアーは「セルフチェックイン」という機械があるのです。
チケットナンバーを入れるんだったか、パスポートを画面に提示した気もするし、とにかく、よく分からないままに、適当にやっていたら、ニョ〜っと長い「預け荷物札」が出て参りました。
それを外れない様に、預ける荷物に取り付けます。
バーコードの1つは、スーツケースの一カ所に。もう一枚は、自分の控え用です。
次に、そのスーツケースを持って、これまた「セルフ」で、荷物をベルトコンベアーに乗っけるのです。
受付の台に乗っけると、重さが分かります。
それから、バーコードリーダーを手に取り、ピカッとさせて、バーコードを読み取らせます。
これで、預け荷物の手続き完了です。
はぁ〜!ドキドキしました〜。初体験ですぅ〜。
しかし、ちゃんと係の人も居て、モタモタやってると、手伝いに来て下さるので、ご心配なく。
あ。免税手続きのある方は、これらの前にお済ませ下さいね〜。
それから、手荷物検査の列に並ぶわけですが。

近年、西欧にテロの驚異などが迫っているせいか、北欧人気が更に高まっている様子です。
しかも、意外に安いフィンエアー。
これだけシステマティックに、大量の人々をさばいて行くから実現できるお値段なのでしょうね。
でも正直、機内食はあんまり美味しくなかったです。
特に帰りの機内食って、形ばかりのお蕎麦もどきが出たりするじゃないですか。アレがキライ。

これが大不正解。
AOKさんのお隣は、フライト中何度もお目当ての男子の元に遊びに行く、鼻ピー女子。
ブラボーのお隣は、ブラボーの倍ぐらいの大きさのフィンランド男性だったのです。圧が凄い。
このフィンランド男、水のフタが開けられなくて、歯でつまみを噛んで開けていた。
小学生の時とかに居たな、こんな男子、とか思っていたら。
ヨーグルトのフタの裏もなめる。ツメも噛む。
いや〜、珍しい物見たわ〜。という、帰りのフライトなのでした。
こうして、無事に関空に到着し、ブラボー達の旅は終わったわけですが。
覚えていますか?そもそもどうして、ブラボーがこの旅の話を書き始めたか。
そう。買って来た雑貨を販売するためでございました。
そしてまだ、ウールの靴下やミトンなど、「冬向け」の商品を温存しているのです。
一応、次の販売は、11月最終の土日を考えております。
また、近づきましたら、詳しい日時や、入荷商品などのお知らせをして参りますので、よろしくお願いいたします。
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by fabrique451
| 2016-10-18 15:22
| 旅