タマゴ、買いました |
小林さんは、インスタレーション作家です。
インスタレーションとは、「場所や空間全体を作品として体験させる芸術」なんだそうです。
なので、『空』というタイトルが示す通り、Zの壁から高い天井を見上げると、そこに空があるみたいな、開放的な気持ちになって、心が安らぐのです。
そんな空間を創り出している、小さな一つ一つは、光沢のある糸で丁寧に巻かれた「葉っぱ」たち。
でも結局ブラボーは「雑貨屋目線」でしか、物事見れなくなっているようで、出来上がった「空間」よりも、ディテールにこだわってしまうのでした。
「この葉っぱ、可愛い」「色、キレイ」「ブローチになりそう」「モビールも良いかも」、といった具合です。
そして、葉っぱ葉っぱと言いながら、ブラボーが手に入れたのは「卵の殻」です。
青と白の色合いが、とってもFabrique的だったし、これなら「モールドみたいにして、ディスプレーに使える」なんて思ってしまったわけです。
もう完全に「インスタレーション」から離れています。ゴメンなさい。
それしても、この卵の殻、完全にピタリとくっつきます。
生卵を割るなら、必ず「コンコン」とするので、潰れた所ができますよね。
でも無いんです。そういう場所が。どうやって割られたのでしょう・・・。
どんどん離れます「インスタレーション」。
その上、実はウッカリ落としてしまいました。卵の殻。
なのにビクともしませんでした。
もしや、中の卵は「ヨード卵光」?と思ってしまった。
ゴメンなさい。ブラボーには、芸術を語る資格はありません。
でも、空間もディテールも、ホント素敵なんですよ。
小林泰子さんの『空』は、25日(日)までお楽しみ頂けます。みなさまも是非っ!