オカベマキコ 春のしずく |
森に散りばめられた、宝石のようなしずくを、ひとつ、ひとつ拾い集め、森の住人が青い店へとやって来てくれました。
春のしずくは、ミルク色。気持ちまで優しくしてくれます。
ひと粒だけのピアスも届きました。
少し大きめのそのシズクは、今にも「ポトン」と音を立てて落ちて行きそう。
二粒ピアスも上品に。
シズクらしい、透明水色に、イチゴミルクとクリームソーダ。
カルピス色は、置いたとたんにお買い上げ頂きました。
三粒タイプ、一番左は、前回のデザイン。
新しいのは、クサリが長めになっていて、シズクが束になりません。
どこまでも、流れる流れる。
髪の長い方や、耳が隠れるくらいのショートの方にお勧めだと思います。
クサリがY字になる一粒ネックレスは、本当にどんなお洋服にも似合うので、ひとたび、試着してしまおうモノなら、もう手放せなくなる、可愛い顔して魔性です。
それじゃあ、こっちの世界の銀貨でも良いかな?
青い店の女は、ガラスのしずくと引き換えに、銀貨を数枚、渡しました。
ガラスの森の住人は、コックリとうなづき、銀貨を握りしめると、再びガラスの森へ・・・
ではなく、カフェZのランチを食べに行きました。・・・リアルすぎるわ。