アリムナのジャム 風は秋色 |
これは、アリムナさんのやる気の問題ではなく、新しい素材が出て来るかどうか、ということなので、出て来たんですね、次々と・・・。
しかし、どうです!この紫の美しさっ!
左から「ブラックベリー」「ぶどう」「ブルーベリー」「ブルーベリーシナモン」です。
ブルーベリーは、今回の新作ではありませんが、紫のラインナップが美しいので、一緒に並べてみました。
ブラックベリーは、小さな小さなタネが、プツプツと当たるのが特徴です。
「ベリー」と名がつくと、わりと「優しい甘さ」のモノが多いですし、夏の間のジャムは「キリリと酸っぱい」モノが多かったですね。
このブラックベリーは、「甘酸っぱい」という言葉のとおり、甘さと酸味のバランスバッチリの「美人でしっかり者」です。
出回る期間が短いので、今回出来上がった分が売り切れたら、追加生産はできないそうです。12月まで賞味できますけどね、ジャムだから。
「ぶどう」は、ぶどうに赤ワインも入っています。
大豆をしょう油で煮たようなものでしょうか・・・、全然違うけど、美味しくないわけはありません。
ピオーネとか巨峰、なんていうのではなく、「ぶどう」。
日本人は、便利に軟弱に発展させるのが好きなので、果物も野菜も、どんどん甘く、タネを吐き出す必要もない品種が増えて来たりしていますが、ブラボーが子供の頃には、何でもない「ぶどう」と呼ばれる物を食べていました。
スクール水着の跡がクッキリの元気印の女の子が、大人になって、赤ワインでドレスアップ、って感じでしょうか・・・。
どんどん、ワケが分からなくなってます?アタシ・・・。
そして、最後は、写真右の
「黄桃」です。
岡山っ子としては、写真右の「白桃」に肩入れしたいところです。
本当にトロトロで、上品な甘さ。
昨日ご紹介したとおり、ペッパーを加えた物も美味しいですし。
しかし、「黄桃」の「ねばり腰」にもやられました。
そりゃもう、マンゴーさまにはかないませんが、それでも、マンゴーを思わせるような、ちょっとネッチリした舌触りにウットリなのです。
それぞれの果物にそれぞれの魅力。
それを引き出し、生かして仕上げるのが、アリムナさんです!
完全に「秋」になったら、「旬な食材」業界は、もっと忙しくなるようなので、ひとつひとつ、楽しんで行ってくださいね〜!