オリーブの雨傘 |
皆さんは、どんな傘をお持ちでしょうか?
ブラボーは、どんな晴れた日でも、折り畳み傘を持っています。
これは、雨に遭わないためのおまじないのようなものであって、これを持っていると、雨の日でも、ブラボーが外を移動する間だけ雨が上がったりして、殆ど、この傘をさす事はありません。
逆に言えば、気を抜いて持っていないと、キッチリひどい目に遭うのです。
しかし、大荷物を持っていたり、新しい靴を履いていたり、自転車だったりするのでなければ、雨の中を歩くのは、キライではありません。
更に、お気に入りの傘を持っていたら、雨の日が待ち遠しくなるくらいです。
折り畳み傘が「おまじない」なら、お気に入りの傘は、雨の日を楽しくする「魔法」でしょうね。
お気に入りの傘なら、ビニール傘のようにゴミ箱に突っ込む事もないでしょうし、もしも、電車の中に忘れても、取りに行くに違いありません。
そういう、小さなひとつひとつのモノ、コトに対する心がけが大切な時代なのです。
今から実に、15年前にパリに行ったとき、折り畳み傘をホテルに置いて出掛けたら、突然、バケツをひっくり返したような雨が降り出して、入った店で慌てて傘を買いました。
持ち手の所が、握りこぶしくらいの大きさのチューリップになっていて、深緑の傘を閉じて立てると、チューリップの葉っぱになるのです。
買って外に出たとたんに、空はサーッと晴れ渡りました。
傘の大きさは、男性用のこうもり傘くらいあって、それを持って飛行機に乗るのには抵抗がありましたが、何とか持って帰りました。
そして、今でも現役で活躍しているのです。良い話です。
いつも、その場しのぎの傘で済ませている方は、是非とも何年も大切に使いたくなるような、お気に入りの傘を見つけて頂きたいです。
今回ご紹介した傘が、それほどの素晴らしい傘か、と問われたら、まぁそれなり、とお答えせねばなりませんが、「お気に入り」というのは、ブランドや金額の問題ではありませんからね。
雨の日に、傘を広げるのが待ち遠しいかどうか、心に聞いてみて下さい。
持ち手の部分は、お値段の割には、頑張っています。
お店の前のオリーブの木に、「実は成りそうにない」事が判明したので、オリーブの実模様の傘で、心を癒そうと思います。
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