クリニャンクールへ行く |
世間はもう、そんな事になっているんですねぇ〜・・・。
しかしブラボーのパリは、まだ終わっていません。ようやく最終日です。
この日は日曜日で、パリで一番有名なのみの市のある、クリニャンクールへ行きました。
ブラボーのホテルは、地下鉄の終点駅にあると言いましたが、クリニャンクールは、その線の反対側の終点駅です。つまり、一度座ったら、端から端まで乗りっぱなしで、着いてしまうという便利さです。チケットも、まるまる使ったお得感が得られます。
クリニャンクールでは、お店が幾つかの地区に分かれています。
観光客には、大型家具を買って帰るなんて事はまず無理なので、よほど「探しているものがある」というのでない限り、一番入りやすい「ベルネゾン地区」辺りをウロウロすれば、ちょっとした可愛いものと、のみの市の雰囲気を楽しむ事ができるでしょう。
なので、ブラボーも過去何度か訪れていますが、この辺りだけしか見ていませんでした。
しかし、今回は、ひとつ探していたお店があったので、今まで行った事のなかった通りの奥にまで、足を延ばしてみたのです。
すると、この家のように、蔦の絡まる、家そのものがアンティークみたいな一軒家が、丸ごとアンティークショップになっていたり、動物の剥製を売っているような怪しいお店や、大きな倉庫に古い工具やネジパーツがいっぱいのお店など、知らなかったお店がいくつも並んで居て、改めて、クリニャンクールの奥深さを感じたのでした。
そんな中で、最初の写真のようなボタンを売っている店を偶然見つける事もできました。
クリニャンクールは、全体でショッピングモールのようなものなので、レストランやカフェも点在しているし、トイレオバさんの居る、有料のトイレもあります。有料なので、ちゃんとお掃除されていて安心です。
身体が冷えたし、お腹も空いたので、気軽なスタンドでパニーニとカフェオレを頂く事にしました。
ムッシュが、こっちに座りなさい、と言ってくれたので、座ってみると、屋外なのに暖かい。
テーブルの上部に、パラソルのように開いているものがあって、傘にしては小さいと思っていたら、これが実は電気ストーブなのでした。
暖かい空気は、足下に置いた方が良いのでは?と思いますが、首から暖かかったです。
食べていると、向こうから派手な太鼓の音が近付いて来ます。
なんと、やって来たのは、ブラジルダンサーズ。
2月のパリの寒空の下、裸同然で熱く踊っています。
近付いて来る、近付いて来る、ブラジルダンサーズ。
とても楽しそうです。
日曜日の、のみの市の立つ場所は、色んなイベントに溢れているようです。
パリに来て、ブラジルダンサーを見る。 最終日の良い思い出になりました。
岡山の桜カーニバルも、盛り上げに来て頂きたいものです。