郷愁のドアノブ |
今日の私たちの仕事は、床の仕上げです。
一方、むくもくさんは、昨日塗っておいた2枚の扉を取り付けて、取手を付ける作業をされています。
後ろへ後ろへと進みながら、床のワックスを塗って行き、扉まで辿り着いてしまうと、ワックスが乾くまで、もう室内に入る事もできません。
扉に取り付ける小さなパーツのペンキ塗りを仰せつかりましたが、ほどなく出来てしまい、手を出せる事も他にないので、ご迷惑と思いながらも、むくもくさんのお仕事ぶりをストーカーのように見つめ続ける私たち。
表の扉には、小学校の教室の扉を思い出させる様な、優しい曲線でなつかしい取手が取り付けられました。
そして、もう1つの扉には、これまた素敵なドアノブがっ!!!
これらの色や形は、ブラボーの心の中に在るノスタルジアを刺激する、とても大好きなアイテムです。こういう取手やドアノブを見たら「良いなあ」と思ってしまう。
しかし、心の中にあるものを伝えるのは難しい。「何とか型ノブ」とか、専門用語でも知っていない限りは・・・。
なのに、むくもくさんは、このノブを持ってやって来ましたっ!
「好きでしょう?コレ。」みたいな「確信」を持って。
色が黒くて、アウトドアなむくもくさんですが、ブラボーと同じノスタルジアを持っておられたのですーっっっ!
このノブは、店の裏手へコソッと出る為の、レジカウンターの後ろにあるドアに付いているので、大々的に皆さまに見て頂く事が出来ないのが残念ですが、見えない場所まで、このこだわりっ!むくもくさんの心意気を感じて頂けたらと思います。
何たって、この鍵ですからーっ!