ホテル 朝食付き |
パリなどで泊まるホテルも、朝食が付いている所もありましたが、概ね、しおしおのクロワッサンとカフェオレくらいのモノで、まれにジャムやヨーグルト、スティックのシリアルなどが頂けるくらい。
「別料金」とされた朝食は、12ユーロくらい。レートによっては、1500円以上になります。
それでも卵料理やベーコン、ソーセージなどが付くワケでもないので、それなら、通りすがりのパン屋さんで、焼きたてのクロワッサンを食べた方がずっと幸せ。という事で、ホテルは素泊まり、がブラボーのスタンダードです。
ところが、今回は、こんなオッシャレ〜な空間で、ズラリと並んだお料理を選べるのです。
最初の写真が、初日のセレクト。
とても特徴的なのが、真ん中のボウルに入った白いモノで、オートミールにケフィアと呼ばれる飲むヨーグルトを掛けたものです。
オートミールは毎日置かれていました。
オーツ麦を柔らかく煮て、お砂糖と牛乳を加えて頂く。
ブラボー家では、これは子どもの頃からの当たり前のような朝食メニューだったのです。懐かしくて美味しい。
そしてもうひとつ。ニシンの酢漬けです。
この写真は、2日目の朝食です。
手前のデロンとしたのが、ニシンです。
ハーリングと呼ばれるモノを以前オランダで食べた事がありますが、北欧でも食べるんですね、ニシン。
これも毎日置かれていて、日常食である事が分かります。
こちらは、3日目の朝食。
3日目ともなると、珍しいモノを!という意識は薄れ、おやつ系の好きなモノを中心に、というココロザシの低下を感じられますね。
それにしても、このように朝食をたっぷりと頂いてしまうもので、今回の旅では、お菓子やパンの買い食いが妙に少なかったな、というのが反省点です。
お腹を空かせて、本能と嗅覚の赴くままに食べ歩くのと、キチンとした朝食をお腹いっぱい頂いて出掛けるのと。
どちらも甲乙つけがたいですが、リッチな朝食、幸せである事には疑う余地ナシです。