カレンダー 2016 |
至るところにカレンダーが並び始める頃ですねえ〜!
Fabriqueにも届きましたよ。451BOOkSから。
毎年人気のゴーリーと、大好きな長谷川義史さんの。
エドワード・ゴーリーと言えば、シュールで、ちょっぴりブラックな世界にコアなファンが多いのですが。
ゴーリーの作品の中で、唯一「ヒドイ目に遭わない」と言われている、ネコ。
ネコ好き。
そう思うと、とてもゴーリーを愛おしく思えて来ます。
小さいタイプのカレンダーは、12ヵ月全てネコ。
純粋に「ネコ好き」という、ゴーリーを知らない方でも欲しいと思われるかも知れない可愛さです。
それから、『いいから、いいから』などでお馴染みの、長谷川義史さん。
長谷川さんの子ども時代(昭和40年代)に胸がキュンとなる、その名も『よしふみエレジー』です。
エレジーってご存知ですか?
悲歌、哀歌、と訳されるみたいですが。
“さぁ〜ちこぉ〜のさぁ〜ちは〜 どぉ〜こにぃある〜(幸子の幸は何処にある)”と、震える声で歌う「赤色エレジー」が、ラジオから流れ、子供心に何とも物悲しい気持ちになっていたのが思い出されます。
エレジーには、どこか「貧しさ」が背景にあるように思えます。
でも、裕福さの中では感じ得ない、懐かしさとか、反骨の強さがあり、それは、ちょっと笑える「よしふみエレジー」にも表現されているのです。
ゴーリーは、場所も取らないし、とてもスタイリッシュです。
しかし、外国製ですので、日本の祝祭日は、そのカレンダーから読み取ることはできません。
よしふみエレジーは、日本製ですので、その点は使いやすいです。
しかし、新しい1年、壁を飾るカレンダーです。
使いやすさはもちろんですが、お気に入りのデザインで選んで頂けたらと思います。