デュラレックス ハイラル |
第一次雑貨ブームと言われた30年前(オオオ)。
フランスの業務用食器メーカーのデュラレックスのグラスは、東京や大阪、京都辺りまで行かないと手に入らない雑貨でした。
ですから、その頃、それを求めて交通費と時間を費やしていたブラボー達にとっては、作家モノの吹きガラスのグラスに匹敵するくらいに、愛と憧れがあったのです。
何しろ、倉敷ガラスよりも手に入りにくかったのですから。
なので、デュラレックスを愛するブラボーを「安物好き」なんて思わないで頂きたい。
その上、レトロな感じのモノが好きなので、このショットは堪えられません。
なにがって?
グラスの形と、裏に入っているDURALEXのロゴです。
今となっては、チープである、という事も、もちろんオススメポイントのひとつでありますが、使い勝手も魅力なんです。
電子レンジも食器洗浄機も熱湯もオッケーです。
つまり、コレに注いでから、レンジでお酒を温めたり出来るワケです。
薄い飲み口も心地よく、小さすぎず大きすぎない、適度な大きさでいて、ちょっとレトロな趣で、麦茶やミックスジュースを入れてみたくなったり、また、オレンジジュースでも「喫茶店」な感じになるのです。
「ハイラル」というのは、デザインのシリーズの名前です。
ピカルディというのが一番有名ですが、もう一つ、ずっと気になって居るのが「プロバンス」というシリーズです。
丈夫で割れないので、なかなか追加して買う事ができないのですが、いつか必ず手に入れたいので、ここにも登場して来るかと思います。
その時はまた、同じ昔話をしてしまうかも知れませんが、広い心で受け止めて下さいませ。