MOTTAINAIの森 カッティングボード |
MOTTAINAIの森のカッティングボードです。
ご存知の方も多いと思いますが、MOTTAINAIは、ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが、日本語の「もったいない」という言葉に感銘を受け、環境を守る世界共通語として広めようと提言したものです。
限りある地球の資源を「もったいない」から「REDUCE(切りつめる)、REUSE(再利用)、RECYCLE(再生利用)」することによって、地球環境に対して「RESPECT(尊敬の念を抱く)」するという活動です。
その活動の一つとして、国産木材製品を日常生活の中で愛用していく事で、日本の森も元気にする、という高い志の元に作られたのが、今回のカッティングボードなのです。
そして、このカッティングボードをデザインされたのが、サルビアでもお馴染みのセキユリヲさん。
このシリーズは、日本の四季を連想させる素材とデザインで作られています。
まずは「春」。
デザインイメージは「おはなばたけ」。
素材は、山に自生するヤマザクラです。
ギュッと詰まった感じの木肌。ツルツルの手触りがたまりません。
次に「夏」。
デザインイメージは「うみ」。
素材は、朴(ほお)の木です。
朴は、飛騨地方の郷土料理「朴葉味噌」などに使われる大きな葉っぱの木。
生長が早いのだそうで、なるほど、4つの中で一番軽いです。
そしてその当たりの柔らかさが、刃物にはちょうど良い材質で、しかも殺菌作用もあるそうなので、食べ物を乗せるのに適していますよね。
そして「秋」。
デザインイメージは「おちば」。
素材は、胡桃の木です。
胡桃の実同様、油分を含んだ、しっとりとした木肌で、チーズやパンが美味しそうに見える色をしています。
そして「冬」。
デザインイメージは「ゆき」。
素材は、白樺の木です。
白樺と聞くと思わず、千昌夫風に「すぃらっかばぁ〜!」と歌いたくなったり、北海道大学の白樺並木でアイドル風の写真を撮り合いっこした過去を思い出す人も多いと思います。え?ブラボーだけ?
厳しい寒さに打ち勝って育つというイメージの割に、やや柔らかく強度が劣るのだそうですが、このような小物にはピッタリの素材で、しかも、木肌の白さが、模様を引き立てます。
こちらは、商品紹介の印刷物の写真です。
美味しそうですよね。
テーブルの上で、チーズやパンや、果物などを切り分けるカッティングボードとして使うほかに、オードブルを乗せたトレイとして使うのも素敵です。
シズクの形をしているのは、MOTTAINAIのロゴの「O」が、シズクの形になっているからです。
実際に手に取って見ると、その木の肌触りとか、重さがそれぞれ違うのがよく分かって、ただ単純に「木製のものは木製」としか思っていなかった事を改めたくなります。
カッティングボードは、1個3150円です。
新築や新生活へのお祝いとしても喜ばれそうですよね。
さて。
すべすべの木肌触りの木工と言えば。
本日より、カフェZさんにて、木工の小林克久さんの個展が始まりました。
人気の定番オーバルボックスの他、椅子やテーブル、飾り棚なんかも美しいです。
器好きのブラボーは、蕎麦猪口くらいの大きさの器や、小皿に心惹かれています。
あの器にお豆さんとか入れたいな〜。
「何に使おう」。
皆さんも、会場に足を運んで、色々妄想してみて下さいね〜。