イマバリマフラー マッフルな季節 |
ブラボーは、人間がとても雑な作りと言いますか、カラダの表面に触れるモノも、カラダの中に取り入れるモノも、「コレは受け付けない」も「コレでなければダメ」もありませんでした。
しかし、「良いモノ」を知ってしまうと、戻ることは難しいと実感します。
例えば、バブルの頃、ブランドモノのバッグやお財布を、新しいシリーズが出る度に購入するという文化がありました。
確かに、良い素材の良い仕立てのモノは、持ってみるとその良さを噛み締める事でしょうが、そういうモノは、基本的に「ずっと使い続けられる」良さであり、お値段であり、どんどん買い換える事を前提とされていません。
そういう「戻れない」は、心の中にある満足度なんだろうと思います。
しかし、皮膚や体調に表れるような「気持ちの良さ」は、ある日ふと、バカバカしくなって「雑誌の付録の袋で十分じゃん」なんて風には思えないモノなんであります。
現代人は、アレルギー体質の人が増えていると聞きます。
ブラボーなんか子供の頃は、野良犬や野良猫もいっぱい居たのに、砂場遊びなんて、いっつも「あの臭い」を疑問にも感じず平気で遊んでいたし、道ばたの草花なんかも、喜んで摘んでは、口を付けて吹いたりしていました。
結局、そういう雑多な方が、人は強くなり、触れる危険を減らしたり、カラダに良いモノで身の回りを満たす事によって、どんどんと軟弱な人間になっているのでは、という気がしています。
そういう意味から、イマバリタオル無しでは生きられないカラダになってしまったブラボーは、この先の人生に、一抹の不安さえ感じています。
その上、イマバリマフラー70をベストと思っていたこのカラダは、寒くなって「マッフル」を知ってしまうと、その柔らかさと厚みに「冬はこっちが手放せんわ」と、アッサリ乗り換えています。
そして、既に沢山持っているのに、見れば、新しい色が欲しくなったり、十分使えるモノがあるのに「新年は、シャッキリとした新しいタオルマフラーで」なんて、言い訳までいしている自分に気付きます。
これじゃあ、ブランドバッグを次々に買っていた人達と同じじゃん、と自己嫌悪しそうになりますが、まぁそこは、ブランドバッグとは、二桁違いますので、お許し頂きたい。
寒さの年末年始に向け、イマバリマッフル、補充完了です。