『C.』 ユキノシタ |
ユキノシタは、本州、四国、九州に生育する常緑の草本なのだそうで、耐寒性が強く、雪の下でも葉っぱが緑色を保っている事が名前の由来であるとか。
「枇杷」もそうでしたが、常緑で一年中生い茂るような「生命力」のある植物は、やはり効能もたっぷりで、古くから民間薬として、重用されて来ているようです。
ユキノシタは、お茶として飲んでも、体を内側からキレイにしてくれるようですし、また、皮膚トラブルの改善に多くの効能を持っているみたいですね。
ブラボーは、お茶やコーヒーなどの嗜好品は、人生の楽しみであると思っているので、大切なのは「美味しさ」と「おやつとの相性」です。
なので、お茶に「効能」なんて求めた事がないものですから、ユキノシタ茶なんてものの存在は、全く知りませんでした。
しかし、C.さんは、本当に次から次へと、よくご存知。
大変勉強になるし、そういう知識もまた、人生を楽しくしてくれるものだな、とつくづく思っています。
この石鹸は、水分量の全てにユキノシタ茶を使用しているのだそうです。
美容面で考えますと、美白効果が高い事が特に有名なユキノシタなんですって。
使用感としましては、泡立ちも大変良く、洗い上がりが、しっとりでスベスベでした。
現在お店にある3種類は、どれも甲乙付けがたいハイレベルで、ブラボーは、毎日「あ、これ良いわあ」「あ、やっぱりこっちだわ」「いやいや、これも捨てがたい〜」と、独りでつぶやいていました。
小さいサイズも、クリスマスに贈りたくなるくらいに可愛らしいラッピングです。
この時期になると、乾燥の季節に備えるということか、石鹸をお求めになる方が増えて来ます。
また、新しい年に向けてなのか、「買い置きしたくなる年末年始」思考なのか、2種類とか3種類をまとめ買いするお客さまも多いのです。
明日から12月だと言うのに、寒さの振り子が振り切れておらず、実感を感じるのが難しいところなんですが、こういう石鹸の動き方に「あぁ、年末なんだわ〜」と、気付かされるのでした。
パリのビオマルシェで買った「ハーブミックス」をちょっと思い出させるような匂いだな、と思っています。
ハーブみたいな、色気のない言い方をすれば、草っぽい?
いえいえ、雪にも負けぬ自然の力を感じさせてくれる石鹸なのです。