保存瓶好き |
ブラボーの人生は、整理整頓をする為に「入れ物を買う」時代は終わり、「中身を減らして行く」方向に進むべき時期となっています。
しかし、「入れ物自体が好き」な場合はどうしたら良いのでしょう。
やっぱり「何か入れるかも」と思い、手を出してしまうのが、サガってもんなんですね。
そこで、こういうのを選んでしまうのが、「大抵のものはもう持っている」ブラボー世代。
こういうものとは、つまり「色物」。
お料理上手な方のキッチン写真などを見ていると、豆類やキクラゲなどの乾物が入った透明瓶が並んでいたりします。
それから紅茶や日本茶の茶葉も詰替えましょうか。
夢見て、揃えた瓶が、ブラボーの台所にも並んで居ます。そう、空き瓶が。
詰替えるものですか。というか、滅多に使わないので、袋が無くなったら、いつ買ったのかが分からなくなります。または、一度に使い切る努力をするので、詰替える必要もないのです。
となると、いくら保存瓶好きでも、買う理由が無くなってしまうんですね。
しかし、こんな色物なら、もうちょっと別の、そう、角砂糖とかあめ玉とかミックスナッツなんかも似合いそうです。真面目に料理しなくても良さそうなヤツ。
更にこっちなんて、直径20センチものデカさです。
カフェのレジ近くに置いてあって、持ち帰り用のスコーンとか焼き菓子が入っていたら、思わずひとつ買ってしまいそうです。
子供の頃の駄菓子屋で、歌舞伎揚げとかが入っている瓶から、オバちゃんが1個2円とかで売ってくれていた感じね。
そうでなくても、お家で作ったブラウニーやクッキーが、この瓶に一杯に入って置いてあったら、それを抱えて人生を終わっても良いと思えるくらいに幸せな気がします。
場所は取りますが、こちらのデッカイのは、それこそデカイからこそ、レースなどの手作り小物を入れたり、使いかけた乾物を、買った袋のまま輪ゴムで閉じたヤツを保存しても良いでしょう。
カゴも缶カンも瓶も、雑貨好きの空想の世界を広げてくれる魔法の扉ですね。
ほら。今日も家中が素敵に片付きました、頭の中ではね・・・。