させない傘 |
今回の旅で、ブラボーは持ち手の部分がウサギになった傘を買いました。
示し合わせたように雨。
しかし、この傘はさせません。
何故って、むっちゃ高級なんです。
本で見て、覚悟していたよりも、更に一万円近く高かった。
しかし、サンジェルマンデプレにあるこの店は、お店に入るのに、まず入口の呼び鈴を鳴らすのです。
相当な覚悟が必要です。
ブラボーは、いい大人なんだから!と、心を奮い立たせて、震える指でベルを押します。
もう後戻りは出来ません。
お店をしていた時、店の扉に、ローズ色のチュチュを履いたお人形のネックレスを飾っていました。
このネックレスも、ブラボー史上最高額!という意気込みで、パリで購入したものだったのですが、驚くほどに、沢山の方が「売っていないのですか?」と言われたのです。
世間の大人の金銭感覚とは、こうもブラボーと掛け離れているものなのか。
このお店には、他にも色々、持ち手の種類があって、それを好きな色の傘に合わせてくれるのです。
従って、ちょっとローズ色の入ったブラウンは、ブラボーセレクト。
諭吉3枚でお釣りありです。
何年経っていても、万が一壊れたら、修理をして下さるのだそうです。
って、パリに送るんでしょうか…。
パリに行かれたとて、呼び鈴まで押して入らなければならないお店です。
気になる方には、価値ある逸品だと思いますよ〜。
この傘は、雨天専用です。
晴雨兼用傘もあるのよ!と、強く勧められたのですが、敢えての雨天専用。
雨の日のお出かけが待ち遠しくなる。
これは、雨傘のロマンだと思っているからです。