手芸はさみ 再入荷しています |
パリに行ったりするものだから、凄く旅好きとかアクティブとか思われがちなんですが、出不精です。
「パリ以外行かない」と言うと、もの凄くキザで、イヤミなヤツと思われるかも知れませんが、ホントなんです。
今はネットがあるので、出不精であっても、情報収集をすることは可能になりましたが、以前はそうではありませんでした。
カフェをやっていた頃は、パリに行くと、カフェで使う為の食器やカトラリーを買って帰っていました。
この世の常でありますが、安い食器は重い。
安いのに重くて、しかも割れ物だから手荷物にするしかない。
だからブラボーは、いつも石のように重いリュックを背負い、パリジェンヌとはほど遠い姿でおりました。
あるとき、やっとこさ食器を抱えて帰った数日後、同じものが、津島モールのオレンジハウスで売られているのを発見して、その場で気を失いそうになりました。
それ以来、旅に出る前には、情報収集を怠らないように、心掛けていますが・・・。
再入荷のこのはさみは、パリの手芸屋さんでも売られています。
このデザインは、フランスの古いはさみを模して作られているようで、最初にパリの手芸屋さんで見つけた時には、ウホウホしながら買って帰りました。
その年の秋、こちらの雑貨卸でも買える様になって、大ショック。
きっと切れないに違いないと、確認する為に仕入れてみたら、切れ味良く、またまた大ショック。
再び行ったパリで、注意深く、隅から隅までチェックして、今では同じものだと確信しています。
いいのよ、いいの。お客さまに喜んで頂けるなら。
ブラボーの心の一つや二つ、打ちのめされたって。
さて。
ポップな子供服作家のマチルダさんが、このはさみを愛用して下さっているそうで、「よく切れますよ」と、太鼓判を押して下さいました。
普通の方の何倍も糸を切っておられるだろう、マチルダさんのお墨付きなら、これまた安心ですよね。
ま・・・、初めてパリの手芸屋さんでこのはさみと出会った時のワクワクを思い出すと、後のショックよりも勝っている気がしますけどね。
人生、安心ばかりじゃ、つまんないです。
皆さんは、このはさみ、安心してお買い上げ下さいね。