本と雑貨の店 Fabrique451です |
こうして見ると、楽しい本屋さんじゃありませんか。
映画 「ユー・ガット・メール」で、メグ・ライアンがやっていた小さな絵本屋さんが好きだったなあ、というのを、今日、本棚の写真を撮りながら思い出しました。
完全に忘れていたので、お店を作る時に意識したわけではありませんが、潜在意識の中には、あったと思うね、絶対に。
そして、こういう色物の本棚には、絵本が似合うのです。
現在、その真ん中に一番目立つように置かれているのが、「ペールカストール」シリーズの総集編です。
ペールカストールについては、以前にもご紹介した事がありますね。
一冊ずつは薄いペラペラ。
多くの人が手軽に絵本を手にする事が出来るように作られていて、既に80年もの歴史がある、フランスの絵本シリーズです。
今でも、若手作家による新作が次々に発表されている一方で、今や大御所となっている作家作品や、定番となっている物語も数多くあります。
その有名どころの物語を、1冊に10話ずつ集めたのが、これら三冊なのです。
元の本よりも、紙質も雰囲気があるし、本が大きい分、絵も字も大きいので、入り易い感じがします。
それにね、いやらしい話し、安いです。
この写真の上の2冊が、元々のペールカストールシリーズ。
お求めやすい小さい版を、今年2月のようにユーロの安い時に購入し、しかもブラボーとしては「正直屋」な価格設定にしたつもりです。
それでも、10話集めて、こ〜んなお値段には出来ません。
ここが、451ブックスが「古書店」でもあるところなんですよね〜。
そして、売れちゃったら、もう次は望めませんよ。
ここが「古書店」の魅力でもあります。
フランス好きの方のインテリアにも、お勧めできる装丁です。
また、フランス語初心者の方にもお勧めです。
子供向けの正しい文章を読みながら、食文化なども垣間みる事ができますからね。
英語とかフランス語っていうだけで、頭を閉ざしてしまわないで、心の目を開いてください。
絵を読み取って、絵を楽しんで。子供の頃のように。
楽しいよ〜、楽しいよ〜!・・・洗脳!?