時計を掛けてみました |
これ、20年くらい前の「喫茶店経営」のセオリーだったようです。
今の時代はどうなんでしょうね。
時計も立派なインテリアのひとつ、という認識でしょうか。
雑貨屋はどうなんでしょう。
Fabriqueのお客さまは、お忙しい方も多いので、お時間を気にされながら、それでも許されるギリギリのギリギリまで、本や雑貨を楽しまれておられるようです。
なので、サッと見られる時計があった方が良いのかな〜、と常々思っておりました。
雑貨のカタログの中には「このデザインは、然るべき場所に置かれていたら、アンティークって信じちゃうかも」というような、イカしたものもあります。
時計のように、遅れたり止まったりしたのでは、いくらイカしてても困るものは、本当の古いものよりも、新品のバッタもんの方が良いのかも知れません。
それでも、ブラボーは、どうしても「イカしてるけどバッタもん」に手を出す事が出来ずに来ていたのです。
ブラボーの父は、大の阪神ファンであり、アンチ巨人な男でした。
阪神の負け試合が確定的になってくると、他のチャンネルで、巨人が負けていないかを探す男でした。
しかし「車はトヨタ」でした。
ある時、姉に「車はトヨタなんて言うのは、巨人ファンと同じだ!」と、鋭いところを突かれ、絶句していた事がありました。
ブラボーも、王道から外れた人生であり、ブランド物も好きじゃないし、どちらかと言えば、アンチ巨人な生き方。
しかし、今回、あんまりイケてないな、と思いながらも、この時計を選んでしまった決め手は・・・。
「ムーブメント:セイコー」の文字でございました。
悔しいけれど、巨人、大鵬、卵焼きなのでした。若い人には分からないか・・・。
車はトヨタだしね。