乙女サンダル |
いかなるものも「少しでも可愛く」見えるように、手を加えてしまうのは、乙女のサガなのかも知れませんね。
夏には浜茶屋のオヤジもご愛用の、この世で最も気の抜けたスタイルのサンダルでさえ、ドレスアップです。
足を乗せる部分は、水玉とギンガムチェック。鼻緒の部分にはレースがあしらわれています。
「ビーチサンダル」と呼べないのは、水に強いとは思えないからです。
水玉とギンガムは布です。もちろんレースも水を吸います。
こんな形で、水場に弱いって、どうすりゃ良いのさ。
どういう場合に活躍するのさ。
日常の乾いた場面でのお気軽サンダルって事なのでしょうね。
また、着慣れた浴衣着の時なんかにも、お似合いかも知れません。
気合の入った「浴衣デート」の時には、可愛い赤い鼻緒の下駄をお勧めします。
ところで、ブラボーは、学生時代「制服はいじらない派」でした。
「いじる派」が、「上着短く、スカート長く」のスケ番上等!な時代だった事もありますが、青い山脈の吉永小百合とか、柔道一直線の吉沢京子などの、野暮ったいけど清楚、みたいなのを、子供心に美しいと思っていたからです。(オヤジ?)
ただ、そういう、小柄で白ぽちゃタヌキ顔とは、自分が対極な存在だとは気付いていなかったのですが・・・。
ともあれ、スカートが長い時代で良かったな〜と、心から思います。