オカベマキコ メレンゲな気持ち |
その翌日、オカベさんは、まるでその写真から取り出したような、ガラスのメレンゲを持って来て下さいました。
実は、このメレンゲ達は「あの」イベントの為に、オカベさんが作られていたものです。
当初ガラスらしい透明で作られていたのを拝見して、「メレンゲやアイシングは、パステルが良い!パステルピンクやブルーのメレンゲが好きじゃあぁぁ!」とブラボーが騒いだので、オカベさんは色付きメレンゲを作って下さったのでした。
だからこの子達は、Fabriqueに来るべき、来なければならない子達だったのです。
しかし、ピンクやブルーのメレンゲを愛するブラボーの感覚は、あまり一般的ではないのか、お客さまが手に取られるのは、「白」ばかりなのです。 ホイップクリームのイメージでしょうね。
白がなくなると、バランスが悪いので、お客さまにお渡しする前に、無理矢理、写真に撮らせて頂きました。
なので、外は暗いし、イマイチ写真で、あまり美味しそうに見えないのが残念です。
現在は、大きめのブルーとピンクが、肉まんみたいな感じで、ゴロゴロ置いてあります。
こちらは、ペーパーウエイトとしても使える他、上のクルリンとした突起部分に、指輪を置く事も出来ますよ!
もともと、高さ7〜8センチの小さなグラスなのですが、取っ手付きは、更に2センチほど低いです。
その代わりに、上にビヨ〜ンと伸びた取っ手があるので、重さも加わり、こんなに沢山のお花を入れても、倒れる事もありません。
今日は、naraスタッフのMちゃんにお願いしたのですが、まるで「花かご!」みたいっ。可愛い〜!可憐〜!
色は、「アンティークっぽい色の薔薇が似合う」と人気の高い、白と黒です。
白い方には、取っ手の根元にガラスの玉が付けられていて、Mちゃん曰く「これがまた、小さなつぼみの様で可愛い!」のです。
取っ手が付くだけで、こんなに違う表情を見せてくれるとは、さすが、オカベ作品です!
ところで、あの日のpop系雑貨を、sold outにしたのは、この方です。
お財布の代わりに、ブラボーの心躍らすガラスを沢山持って来て下さいました。
ガラスの森の住人の通貨は、やっぱりガラスだったみたいです。