りんごのにおいと風の国 |
先日、トイザらスをのぞいたら、入口を入った所に、ハロウィンの変装衣装が山のように並べられていました。
幼稚園の時、劇の衣装の青いサテンのドレスを叔母に縫って貰い、もの凄く嬉しかったのに、一回本番で着ただけで、「幼稚園に寄付」と言われ、二度と見る事はありませんでした。信じられないけど、写真もありません。
でも、ハッキリと覚えている、そのドレスを作っているときの風景。横でワクワクしながら、ずっと見ていました。そして、その後の落胆も。
七五三にしても、ハロウィンにしても、子供の力で手に入らない衣装を、たやすく与えてはいかんよ、とブラボーは思います。
七五三は成長のお祝いだからともかく、ハロウィンなんて、日本ではただのお遊びなんだから、古いシーツに絵を描いたり、画用紙で帽子を作ったりしたら良いんです!
あぁそう、古い人間ですよ、そうですよ。
しかし、ハロウィンを否定するわけではありませんよ。
初めて、モロゾフのかぼちゃに入ったキャンディーを貰ったときの嬉しさなどは、今でも見るたび思い出します。
派手に「ハロウィンフェア」はしませんが、顔つきかぼちゃは好きなので、小さなポンポンのガーランドを買ってみました。バカバカしくて可愛いです。
それから、かぼちゃの形のミニキャンドル。水に浮かせて楽しむものです。
ささやかに、オトナのハロウィンの夜を楽しんで頂けたらと思います。
そして、久々に作った文庫本カバー。読書の秋って感じです。
いつもより、コウモリを多く飛ばしてみました。