元気の源 |
こちらが、今回のホテルの部屋です。
毎回ホテルでは、結構、トホホな目に遭っているブラボーでして、その「悲惨話」をまた、楽しみにして下さっている方もおられるようです。
しかし、幸か不幸か、この度のホテルは、ホテル的に言えば「可もなく不可もなく」。
ブラボー的に言えば、涙が出るほど
「普通が嬉しい」ホテルでありました。
少しでも節約をする為に、パリの中心地からは少し離れた「下町」です。
地域が変わるだけでも、同じ星の数でも、随分とリーズナブルになります。
しかし、ご覧下さい。
写真の手前が、メトロの駅です。
奥に見える、ピンクの入口がホテルです。
あまりに派手なピンクのゲートに「なにホ?」と思ってしまいますが、普通のホテルです。
メトロの駅さえ近ければ、どこへ行くのも、大して不便でないのがパリの街です。
そして、何より、ホテルが「普通で嬉しかった事」というのが、「寒くなかった事」なのです。
ここ何回かの旅では、ホテルの部屋の「寒い」「暑い」に、非常に悩まされて来たブラボーです。
冬に暖房が効かない。初夏に冷房が効かない。はたまた、初夏なのに寒くて震え上がるのに、暖房が効かない。などなど。
しかし、このホテルは、一晩中、暖かかった!洗濯物も一晩で乾きました。
消灯した瞬間、5秒後には寝入っているくらいに、毎日疲れ果てて帰って来ていたのに、
翌日には元気復活。
今までの人生で、一番歳を取っているはずなのに、「若返ったんじゃないか?」と思うくらい元気に過ごせたのは、「朝までぐっすり」という睡眠が確保出来たからに、他なりません。
寒くてなかなか寝付けない、寒くて夜中に何度も目が覚めてしまう。これでは、到底、
疲れは回復出来ないのです。
最終日に、一番重くなった荷物を持って降りる時に、エレベーターが「故障中」。
荷物を抱え、階段でヒーヒー言いながら持っておりました。
なのに、夕方まで荷物を預かってもらう「荷物置き場は、二階」と言われ、再び階段で荷物を持って上がる、というオチはキッチリとつきましたが、そんな事はチョロイチョロイ!
元気を回復しているブラボーには、なんて事ありません!
と言っても、このホテルには「ヒーター」は付いていても、「エアコン」はありません。夏、暑い時に当たってしまったら、快適かどうかは保障できません。
「今回は」良いホテルだった。と言っておきましょう。