オカベマキコ 灯りを点す |
以前、置かせて頂いていたものは、もっと大きなガラスが、シャンデリアのように下がっていたので、かなり存在感があったのですが、今回のは、そういう意味では大人しい。
おとなしいけど、レジの真上、すぐそこにあるのに、人って案外気付かれないモノなんですね。
「空に浮かぶクラゲ」と、お隣のオルト・デリさんは表現されましたけど、コレは「まつげ」なんです。ま・つ・げ。
下から見ると、電球が瞳で、周りがまつげ。
ちょっと逆さまつげですけど。
「まつげ」をイメージして作ろうと思うって、オカベさんって、やっぱり本当にアーティスト。
ブラボーのような、平凡な感性では、まつげ作ろう、なんて考えもしません。
この「まつげ」は、ガラスを溶かし巻き付け、というだけでなく、その土台となっている真鍮の部分。
こちらも、オカベさんが作られているんです。
オカベさん、真鍮加工の技術も習得すべく、習いに行かれているそうなんです。
ガラスを使って、思うモノを作る為に、どんどん技を増やして行かれるオカベさん。
こちらは、窓際に飾っているランプ。
窓際がかなり明るくなりました。
写真には写り切っていませんが、フランス語で「良い夢を」と書かれた、文字パーツもオプションで付けられています。
灯り、というのは、空間を作ります。
部屋全体を明るくする灯りだけでなく、部屋の隅の方にももうひとつ。
考え事をしたい時には、この灯りだけで、ゆっくりと音楽を聴いたり、温かい飲み物を頂くのも素敵です。
ああ、灯りは、空間だけでなく、時間をも作るのですね〜。
とはいえ、これらライトを手に入れて頂くには、それなりの枚数の諭吉氏をお持ち頂かなければなりません。
というか、カード決済できるようにしろって?
とまあ、そういったお値段です。まずは、見にいらして下さいね〜。