トリもの マグネットとトレイ |
ああ、鳥が鳴いているね。癒されるね〜。
などと、一緒に居た姉と二人でまったりとしておりましたら、何とそれは館内放送。BGMだったのです。
考えてみれば当たり前。
ブラボー姉妹が泊まっていたのは、高原のペンションや秘境の温泉宿ではなく、町の真ん中の道後温泉だったのですから。
ブラボーは岡山市という田舎の中では都会っ子なので、森林の中で、姿の見えない小鳥のさえずりを聞く、というような事は殆どありません。
霊園に近い場所に住んでいるので、カラスの量がハンパありません。
子どもの頃には、すぐ近所に大量の鳩を飼っている家があって、一日に何回か、家の上空を鳩の大群が回ります。
最近では、夕方の街中の街路樹には、凄い量のムクドリがいます。
ブラボーが出会う鳥は、いつも大群。
子どもの頃に観た、ヒッチコックの『鳥』のトラウマか、鳥は勝手に幸せに生きて居て欲しい種類の生き物です。
しかし前述の通り、小鳥の声は癒されます。
トリ好きさん達は、その声に憧れているのでしょうか。それとも、自由に空を飛ぶ姿に、憧れを感じているのでしょうか。
とにかく多い、トリ好きさん。
最初のツバメたちは、マグネットです。
そしてこちらは、アクセサリートレイです。
正直、本物の鳥は苦手なんです。
しかし、鳥のモチーフは美しい。
年々、美しさを受け入れられるようになっています。
籠の中に閉じ込めても、本物の鳥は要らないけど、マグネットやトレイなら欲しい。
と思う人生後半。