『C.』 ヨモ・ビワ -3- |
子どもの頃、ビワの木は、ちょっと湿った家の脇なんかに、普通に植えられていて、実の成る季節には、近所の家のビワも勝手に取っておやつにしたりしていました。
ヨモギも季節には、道端に一杯生えていて、祖母が「コレはヨモギだよ」と教えてくれながら摘んでいました。
そして、しばしば、外遊びの際には、石で潰して水を混ぜて「緑ジュース」と言って、ままごと遊びに使っていました。
そんな、身の回りに当たり前にあったはずの植物が、今や、万能薬として珍重されていたり、ハーブの女王なんて呼ばれていたりするのは、誠に驚きであり、そして、いつの間にか、家の周りでは全く見かけなくなっているのが、残念に思えます。
今回のラッピングは、シンプルで地味に感じられるかも知れません。
しかしよくご覧下さい。
この美しい層になった3色。
いえ、ベースの色まで入れると4色。
まんま、ラッピングに使われている色と同じなのです。
「ムースだったらここは何味かな〜」と思ってしまうような、素敵な姿をしています。
チンキとして水分量に入っているビワと、パウダーで入っているヨモギの他に、保湿の馬油やハリ・美肌のアプリコットカーネルオイルなども使われています。
香りはオレンジスィートにペパーミント、ラベンダー。
元気とすっきり感と、そして癒しを与えてくれるトリオです。
新年に備えて、新しいのお一つ、いかがですか〜?
さて。
こちらは、C.さんから頂いたお菓子。
コレを置いていたら、妹が「何それ、石鹸?」と聞いてきました。
なるほど。
やっぱりC.さんはこういう姿をしたものがお好きなんでしょうかねえ。
正解はマシュマロです。フランス語でギモーブと言います。
1個1個、果汁が凝縮!といったようなお味で、今まで知っていたマシュマロのイメージが覆る感じなのです。ですから、これはギモーブ。
とても美味しかったです。Chiakiさん、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。