jujuさんの手縫い手乗りカエル |
やややや、コレは!? と、声をあげられた方も多いと思います。
そう。Fabriqueのレジカウンターの隅っこに、もうずっと長い間へばりついているカエルくん。
以前から、このカエルくんを「売ってないのですか?」と尋ねられる方がとても多かったのです。
このカエルくんは、このように手の甲に乗せて楽しみます。
大きな手足には、グラスビーズが入っていて、少しの重たさと冷たさを演出しており、「本物のカエルを手の甲に乗せた時に感じる(であろう)感覚」を味わう事ができます。
更に、あられもない裏からの姿をお見せすると、こんな感じ。
梨地、というのでしょうか、チリメン地というのでしょうか。
とにかく、ちょっとシャリ感のある生地が使われている事も、「本物感」へのこだわりです。
今回の商品化に合わせて、カエルくん達、腕輪or足輪をしています。
モチーフは「J」。jujuさんのJです。
jujuさんは、Fabriqueが出来たばかりの頃からのお客さまです。
ある日、このカエルくんを「Fabriqueカラーで作りました」と持って来て下さったのです。
お客さまからのご要望が多いですよ、とお伝えしても、なかなか重い腰が上がらず。
レースで冠を作ってみたり、お花のモチーフで花嫁風にしてみたり。
しかし、先月の「つくし展2」で、華麗なる刺繍の技を見せつけ、その評判に「作家活動をする」という気持ちが目覚めたのか。
それとも、日々の中で手芸をするという「ぶり」が付いたのか。
遂に、多くの皆さまのご要望にお応えして、カエルくん達を連れてきて下さったのです。
おいおい、こんなところで、そんな事・・・!?
しかしなにぶん、手縫いです。
jujuさんのブログを見て頂けたら分かるように、ムチャクチャ美しい縫い目で、手縫いです。
「一日あったら出来ました」と仰いましたが、その「一日」とは、「朝の7時から夜の12時まで」だって。
こんなに割の合わない仕事はありません。
目が無くて怖いとか言われる方もおられますが、これは「敢えて」のデザインなのです。
目が必要な方は、ご自分でビーズでもマジックでも、やって下さい。
ちなみにこの写真の子はFabriqueのモノで、マチバリ刺してみました。ヒー。
まぁそんなわけで、「コレはこのくらいなら売れるか」という金額と、「これだけの手間と時間をどう表すか」という金額で、ギリギリな感じになっています。
jujuさん、かなりのボランティアです。
ずっと狙っておられた方は、是非、この機会に手に入れて下さいね。
そして、カエル好きの方への贈り物にもお選び下さいね〜。
さて。
早速このカエルくんを一匹連れて帰ってくださったMさん。
おやつを下さいました。
素敵なラッピングから出て来たのはコレ。
尾道の手羽先だそうです。
知ってる!ケンミンショーでやっていた「ブロイラー」ってヤツ!
殆ど「するめ」みたいな状態なので、噛めば噛むほど味で、大きさの割には食べるのに時間も掛かり、満足度も高いのでした。
Mさん、面白いものをありがとうございました。カエルくん、可愛がってくださいね〜。