サルビア スウェーデン織りのバンドのためのカードセット |
季刊サルビア17号は、昨年6月に発売されたものですが、その特集は「スウェーデン織りのバンドづくり」でした。
スウェーデン織りのバンドとは、このようなものです。
このバンドを家庭で作って、民族衣装を身にまとうときに使うのだそうです。
色の組み合わせや、配列によって、デザインは無限大です。
季刊サルビア17号では、このように、バンドの織り方が説明されています。
糸は特別なものではなく、毛糸で良いみたいです。
残り毛糸などをたくさんお持ちの方は、これを見たら、織ってみたくなる、というのが人情ってもんじゃありませんか。
しかし、一年と少し前のこの時は、「カードは、厚紙などで自分で作る」と、丸投げでした。
ええ〜!? と思われた方も多かった事でしょう。
フォークロアですからね、昔の方はそうやって作って来られたのですからね、その精神を受け継ぐ為には、自分で作る。当然でしょう。
現に、先日17号をお求め下さったお客さまは、「亡くなった母が、下敷きでカードを作って、バンド織りをしていた」とおっしゃっていました。
しかし「ええ〜!?」との声が多かったのか、この度、その「スウェーデン織りのバンドのためのカードセット」(長いな)が、発売される事となったのです。
スウェーデン織りのバンドは、カードの枚数を増やせば増やしただけ、バンドの幅を広げられます。
そして、カードが2色入っているのは、左手で扱う糸と右手で扱う糸を、区別できるようにです。至れり尽くせり。
もちろん、前出のお客さまは「母のカードはどっか行っちゃったから」と、早速このカードセットをご予約下さいました。
17号を既にお持ちの方の為の、カードだけセットは、12枚入りです。
そして、このバンドを作る為に、17号から購入しなくちゃ!という本気モードの方には、17号とカード20枚のセットも、同時に発売されています。
毛糸を触るのもイヤにならない、秋の夜長です。
静かなお部屋で黙々と、手を動かしてみてはいかがでしょう。
バンドの織り方は、やはり新発売のセキユリヲさんの本『北欧でみつけた手づくりの暮らし』にも載っています。