お年玉に絵本 どうでしょう |
オススメしている割には、クリスマスギフト人気は今ひとつ。
ま、そ、そうだよね。クリスマスには夢がなくっちゃね。
ロマンチックでは・・・ないよね。
でも、お正月はどうでしょう。
この『おもちのきもち』なんて、鏡餅の代わりに飾る方がいるという噂ですよ。
『もくもくやかん』は、雨が降らなくてみんなが困っているとき、やかん達が頑張ってくれるお話。
猛暑の今年の夏、この絵本を読んで「もくもくやかん、来てくれえ」と思ったものです。
それにしても、懐かしい姿のこのやかん。
もちろん、今でも売られていますが、昔の青春ドラマで、倒れたラグビー部員に水を掛けるのは、このやかんだったよね〜、なんて思い出します。
「そこのあなた!」と、絵本の中から声を掛けられ、読んでる子供を夢中にさせてしまう、『まくらのせんにん』。
あぁ、今時、こんな枕カバーの掛かった枕があるでしょうか。
お供の二人は敷き布団と掛け布団です。
「しきさん!かけさん」と、水戸黄門風に。
そう、かがくいさんの作品は、クリスマスのロマンチックさはないけども、日本人の心に染みるのです。
だから、日本の伝統を一番感じられる、お正月に似合うと思うんです。
「がまんできます、あなたのためなら」。
登場人物は、鯉に亀にカエルです。
なのにイチゴのショートでティータイム。
いや、イチゴショートってところが、昭和の哀愁を感じますねぇ。
読み終わったら、イチゴショートが食べたくなります。
ひょうたんと、ホワホワの毛の付いた耳かきってのも、日本人の心ですね。
ひょう・うーたん先生と、弟子のひょうすけに、子供達は夢中になります。
パッと見て「わぁ可愛い」とか「オシャレ」と言うような掴みは少ない「かがくい」作品ですが、読むと必ず可愛く見えてくる。不思議な力を持っているんです。
こちらは、幼稚園以前のちびっ子にも人気のシリーズです。
小学生くらいになったら「お年玉いくら貰った?」なんて話しも、お友達同士でするようになるかも知れません。
しかし、幼稚園以下の子供達には、お金でなくても良いと思うんですよね〜。
クリスマスには、世間に踊らされながらも、どうにか「レゴブロック」に踏みとどまったブラボーでしたが、お正月には「正しいおばさん」になれるよう、心がけています。
どの作品も一通り知ってみると、こんな所も目に付きます。
『みみかきめいじん』のカバーの折り返し。
おや、これは『おもちのきもち』の鏡餅さん。
そして、こちらは『もくもくやかん』のやかんさんではありませんか。
頑張った後は、うーたん先生にほじほじほじっとして貰って、癒されています。
他にも、451BOOKSオススメの絵本、色々あります。
Fabriqueは、30日は18時まで営業しています。
31日は16時まで、お掃除しながらお店に居ます。お買い物、して頂けます。
年明けは、Fabriqueは、1月5日から。
451BOOKSが、1月3日、4日、5日と早々に営業するそうです。
年明け早々の「駆け込みお年玉」にも、ご利用頂けたらと思います。