『ちいさなおうさま』 |
一方で、ブラボーと同じくらいの身長の男性は、骨格が華奢である場合があり、同じであるのに、ブラボーよりも小さく見える方がおられます。
先日、そういうタイプの男性と、これまた普通の女子よりは数段背の高い、そう、お店の棚との比較からすると、170㎝台後半かもという女性のカップルが来られました。
彼女が楽しんで雑貨を見られているのを、嬉しそうに見守る彼。
その彼が、手に取って読まれていたのが、この絵本。
「泣かせるなあ」と、彼。・・・?泣かせる話だったかなあ。
あるところに、小さなおうさまが居ました。家来もお城も食事をするテーブルも、何もかも大きいのです。
ある日、おうさまは、お姫様と結婚をします。お姫様も大きいです。
左側の頭が切れているのが、お姫様。画面に入り切りません。
右側でちょこんと座っているのがおうさまです。
でも二人は幸せなんです。
そして、子供達も生まれて、大きかったお城も、食事の量も、ベッドの大きさも、全て全て、丁度良くなるのです。
おうさま達はみんな幸せに暮らします。
二人で居れば、丁度良い。家族が揃えば、丁度良い。
体の大きさだけでなく、二人って、家族って、そんな風に、お互いを補い合って一人前ならそれで良い。
その男性の言葉で、一度読んだ時には感じなかった、そんなメッセージが見えてきた気がしました。
泣かせます。多分。